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  • 誰もが心の中に、表現者としての輝きを持っている。その光を、情熱を、夢を、形にしてみませんか?あなたの「好き」が「才能」に変わり、それが次世代(Next)のエンターテインメントへつながる未来のためのスペース、entane(エンタネ)

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「好き」が「才能」に変わる扉

2025/5/2金曜日

「好き」が「才能」に変わる扉

2025/5/2金曜日

大高直人|泥だらけの野球少年が小説を書いてみたら
大高直人|泥だらけの野球少年が小説を書いてみたら

大高直人|泥だらけの野球少年が小説を書いてみたら

2025/04/04

お仕事内容を教えてください! 

新卒で入社後、約4年ほど邦画実写の宣伝に携わりました。具体的には、パブリシティと呼ばれる取材や番宣の調整、情報番組への売り込みなど、担当作品をいかにメディアに取り上げてもらえるかを考える仕事です。宣伝のアシスタントプロデューサーを経て、プロデューサーとなり、宣伝プランの立案、予算管理、予告編の開発、SNS運用、タイアップなど、一つの作品の宣伝全体を統括する仕事もしました。大変なこと9.9割、楽しいこと0.1割ぐらいの世界ですが、今振り返るとまるで学生時代の部活や文化祭のような時間だったなと思います。

現在は、日本映画制作適正化機構という団体に出向中で、日本映画の制作現場の働き方改革を進める仕事をしながら、邦画実写の企画プロデューサーを目指して、日々奮闘中です。

お仕事で印象に残っていることはありますか?

『大怪獣のあとしまつ』という、誰もが知る怪獣が死んだその後を描く、という空想特撮映画を担当していた時に、自分の考えたキャッチコピーが世の中に出て世間から反応があったことです。考案した“倒すよりムズくね?”というキャッチコピーが予告編やポスターで採用され、自分自身のことを何も知らない、顔もわからない人達から(もちろん良い悪い両方ありますが…)反応を得られたことで、少なからず誰かの心を動かしたことを実感しました。世の中の反応を目の当たりにできることは、この仕事をする上で唯一無二の中毒性があると感じています。

大高さんが、学生時代に熱中していたことはありますか?

高校時代は野球、大学時代はラクロスとスポーツに明け暮れる学生生活でした。映画も好きだったので部活の合間をぬって映画館に通ったり、TSUTAYAで大量にDVDを借りたりと、体育会系なのか文化系なのかよくわからない学生だったと思います。

そこから、エンタメ業界で「働く」のを意識したきっかけはありますか?

直木賞を受賞した朝井リョウさんの小説『何者』を高校の図書室でたまたま見つけ、読んだことがきっかけだったと思います。当時はまだ将来の仕事のイメージが漠然としていたのですが、『何者』を読んだことでエンタメの持つ底知れぬ力を感じ、自分自身がどんな人間になりたいのか、何を成し遂げたいのか、を考えるようになり、エンタメ業界で働いてみたいと思うようになりました。

エンタメ業界を目指す学生にとって、大切だと思うことはなんですか?

僕自身は、エンタメ業界に入るために何か特別なことをした覚えはありません。例えば、映画業界に入るうえで、必ずしも映画を心から愛していなければいけないか、映画を撮ったことがないといけないかという問いに対しては、僕は「NO」だと思います。それ以上に学生時代に部活でも勉強でもなんでもいいのですが、何か1つでも本気で打ち込むことが大事だと思います。その経験が働くうえでの原動力となるはずです。

大高さんの、はじめの一歩(最初に作ったものや、踏み出した瞬間など)を教えてください。

学生時代に小説を書いたことですかね。中学生の時から少しずつ短編を書き始め、高校3年生の部活を引退したあとに朝井リョウさんに憧れ、長編小説を書いて新人賞に応募したことが1度だけあります!本当に泥まみれの高校球児だったのか…?と思うようなエピソードですが、エンタメに対するはじめの一歩だったと思います。

はじめの一歩を踏み出した瞬間は、どんな気持ちでしたか?

何かを表現すること、作ることの大変さを実感すると同時に、世のすべての作り手に対する憧れと尊敬の念が生まれたことをよく覚えています。その作り手に対する想いは、いまこうしてエンタメ業界で働くなかで大事な原動力となっています。

大高さんにとって、エンターテイメントとは。

偉そうなことは言えないので控えますが、映画『ハケンアニメ!』にエンタメを仕事にするということのすべてが詰まっているので、ぜひ観てほしいです。原作も最高です。

最後に学生への応援メッセージをお願いします。

大好きな漫画「宇宙兄弟」の名言を借りて、 "It's a piece of cake"とメッセージを贈ります。

<コラム>

学生時代に影響を受けた作品と、その理由を教えてください。

伊坂幸太郎原作 / 中村義洋監督 『ゴールデンスランバー』

大学生の時にこの作品に出会ったのですが、ストーリーの面白さもさることながら、実写化ならではの構成や、映像の見せ方、素晴らしいキャストなど、実写映画の魅力の全てがここに詰まっています。この映画を観たことをきっかけに原作の持つ魅力をより多くの人に届けられるような映画プロデューサーになりたいという想いが強くなりました。

最近印象に残っている作品を教えてください。

映像監督/写真家・奥山由之 『アット・ザ・ベンチ』

河川敷にたたずむベンチで繰り広げられる会話劇ですが、ワンシチュエーションでありながら映像の見せ方、編集、脚本などすべてに才能とセンスが詰まっていて、観ている間ずっと天才から暴力を受けているような感覚になりました。

分野の知識を勉強するのに役立つサイトや本などがあれば教えてください。

真面目に回答すると、みずほ銀行が2022年にまとめた報告書「コンテンツ産業の展望 2022/映画産業」がおすすめです。https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/industry/sangyou/pdf/1069_02.pdf

大高直人

出身

埼玉県

職種

映画プロデューサー見習い

経歴

2019年、新卒で松竹株式会社に入社。邦画実写の宣伝業務に約4年携わったのち、現在は日本映画制作適正化機構(通称:映適)に出向し、邦画実写の企画プロデューサーを目指しながら、映画の制作現場の働き方改革を進める仕事に携わる。

誰もが心の中に、表現者としての輝きを持っている。

その光を、情熱を、夢を、形にしてみませんか?

あなたの「好き」が「才能」に変わり、

それが次世代(Next)のエンターテインメントへつながる

未来のためのスペース、entane(エンタネ)

チュートリアル

Coming soon

誰もが心の中に、表現者としての輝きを持っている。

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