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「好き」が「才能」に変わる扉

2025/5/2金曜日

小町涼介|AIの時代だからこそ、「感動」を直に体験する人が強い

小町涼介|AIの時代だからこそ、「感動」を直に体験する人が強い

2025/03/28

小町さんの、お仕事内容を教えてください。

テレビCMやSNS、デジタル広告など、取引先の広告の企画や戦略を立てる仕事です。アンケートやインタビュー調査、SNS等のデータを分析して、ファンやユーザーの行動や好みを徹底的に検証しながら、どのように発信すればファンやユーザーに響くかを徹底的に考えます。過去には、アニメのキャラクターとお菓子メーカーのタイアップ広告や、坂道シリーズのメンバーを起用したSNS広告キャンペーンを企画したこともあります。

学生時代に熱中していたことはありますか?

高校まではひたすらサッカーとテレビゲームに没頭していました。特に『ウイニングイレブン(現 eFootball)』と『プロサッカークラブをつくろう!』が好きでした。大学ではサッカーサークルに入りつつ、それ以外の時間はドハマりしていたAKB48に全て注ぎました。当時はAKB48の冠番組を観ることとライブや握手会に行くことに命を懸けていましたね。

他にも、理系の大学に進んだ友だちの影響でアニメや美少女ゲームにもハマり、二次元の嫁を作ったりも…。ハマったアニメは『けいおん!』『とらドラ!』『CLANNAD』『あまがみSS』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『魔法少女まどか☆マギカ』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『とある科学の超電磁砲』『マクロスF』『星空へ架かる橋』etc…挙げていったらきりがありません(笑)

エンタメ業界で「働く」のを意識したのはいつですか?

明確に意識したのは、AKB48のメンバーにガチ恋してた大学生時代に、彼女たちに近づくために俳優やタレントになりたいと、養成所のレッスンやオーディションに参加していた頃ですかね。そこまで演技に興味が持てず、早々に断念しましたが(笑)

そして大学3年生で就活が始まり、どの業界で働きたいかを真剣に考えた時に、「どの仕事ならAKB48に近づけるか?」という想いが再燃して、テレビ局やレコード会社、芸能事務所などを片っ端から受けました。ただし、当時はリーマンショックや東日本大震災があり、かつマスコミやエンタメ業界は倍率の高い会社ばかりだったので、新卒でそのような会社に入ることは叶わず…。

4年生の秋になっても就職先が決まらなかった中、その年の夏に放送していたアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のクレジットに電通(正式名称:株式会社電通)が記載されており、「広告代理店でもアニメに関われるのか!」と気づいて広告代理店を受けたことから、今に至ります。

なるほど。実際に広告業界のお仕事の中で、学生時代の経験が活かされていると思うことはありますか?

あります!ひたすらアイドルの番組やアニメ、ゲームなどのコンテンツに触れたり、握手会やライブなどにも足を運んで「感動」というものを直に体験して得られた知識や経験は、今の仕事でも多いに役立っていると思います。当時は、AKB48の握手会列の状況、mixiのコミュニティ参加人数やメディア露出内容を独自に分析して、総選挙の順位を予測して遊んだりしていました。今も市場の調査やデータ分析を行っているので、この思考の原点は学生時代にあるかもしれません。

小町さんの、はじめの一歩(最初に作ったものや、踏み出した瞬間など)を教えてください。

大学生の時に、AKB48握手会のレポをmixi日記にあげて、友達から「面白い!」とコメントを貰ったことが、自分で発信したはじめの一歩だった気がします。 リーチする人は少なくても、読んでくれる人に楽しんでもらえるように、文章や画像にもこだわって試行錯誤しながら書いていました。 

小町さんにとって、エンターテイメントとは。

良い意味でも悪い意味でも『人生を変えられた存在』です。

大して頭の良くない自分が、仕事で必要とされているのは、アホみたいにエンタメに触れ続けてきたおかげだと信じています。

読者の高校生/大学生たちにエールをお願いします!

僕自身も、周りからは「そんなことしてても無駄」「もっと違うこと(学校の勉強とか)しなよ」「アイドルオタクなんて気持ち悪い」と散々言われてきました。でも今となっては、自身の経験から胸を張って言えます。エンタメにドハマりした経験はいつか必ず役に立ちます。しかもこれからは大抵のことはAIでどうにかなってしまう世界の中、エンタメを通じて「人間の感動」を学んで来た人の方が、ただ勉強出来る人よりも重宝されるんじゃないかと信じています!

(ただ、エンタメ業界で働くためには、アイドルへのガチ恋は学生の内に卒業しておくことがおススメです(笑))

<コラム>
勉強するのに役立つ本があれば教えてください。
木緒なち 作 『ぼくたちのリメイク』
クリエイティブの世界に身を置くモチベーションに繋がる作品なのでおススメです。
前田裕二 作 『人生の勝算』
SHOWROOMの立ち上げを基に、自分のコンパスを持って熱量をかけることの大切さ、成功するためにどれくらい努力が必要なのかがイメージ出来るため、人生における指針となる本です。

小町 涼介

出身

神奈川県

職種

コミュニケーションプランナー/UXデザイナー

経歴

2012年に新卒で広告会社に営業職として入社。その後キャスティング会社やリサーチ会社を経て、現在はクリエイティブに強みのある広告会社で、コミュニケーションプランナー/UXデザイナーとして活動中。

誰もが心の中に、表現者としての輝きを持っている。

その光を、情熱を、夢を、形にしてみませんか?

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