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  • 誰もが心の中に、表現者としての輝きを持っている。その光を、情熱を、夢を、形にしてみませんか?あなたの「好き」が「才能」に変わり、それが次世代(Next)のエンターテインメントへつながる未来のためのスペース、entane(エンタネ)

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「好き」が「才能」に変わる扉

2025/5/2金曜日

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2025/5/2金曜日

HIDE(GRe4N BOYZ)|好きなものに出会った衝撃で、モノづくりは始まっている
HIDE(GRe4N BOYZ)|好きなものに出会った衝撃で、モノづくりは始まっている

HIDE(GRe4N BOYZ)|好きなものに出会った衝撃で、モノづくりは始まっている

2025/04/18

HIDEさんが音楽をはじめたきっかけを教えてください。

中学1年生の頃から、B’zの松本さんに憧れてギターを弾き始めました。中学校は寮に入っていたので、夜な夜なビデオを見ながら、部屋の窓ガラスに自分を映して練習してましたね。その頃は本当に初心者で、見よう見まねで松本さんと同じ位置を押さえてみるんですが、全然同じ音にならなくて…そこで初めてチューニングというものを知りました(笑)でも、真似してるうちに少しずつ弾けるようになってきて、仲間を誘ってバンドを組みました。

初めて人前で演奏したのはいつでしたか?

中学の文化祭でした。はじめはもちろん緊張しましたが、「自信は無い、でもやってみよう。なぜなら楽しいから」みたいな感情だったと思います。それにちょうどその頃、メタルとかハードコア、パンクにハマってたんです。でも一部の人にしか知られていなくて、メインストリームじゃなかったんですよね。そんな人たちに、「どうだ!かっこいいやろ!」みたいに見せたいという気持ちもあったと思います。

部屋で一人で練習していたときと、人前で演奏したとき、感じるものは違いましたか?

それがあまり変わらなかったです。カッコいい音楽を自分はやっている。それを自分を通してみんなに届けるみたいな感覚でした。「これがかっこいいんだ!」というものに出会ってしまうと、あとはそれを真似してるだけ。そして真似してたら、披露する場がいつの間にか文化祭のステージからライブハウスになり、その延長戦上に今がある感じです。

HIDEさんが、一番初めに一歩踏み出した経験はなんですか?

高知にある寮制の中学校に入ったことですね。生まれは大阪なんで、かなり大きな一歩でした。そのきっかけは、小学生の頃に見た武田鉄矢さん主演の『Ronin』(正式名称『幕末青春グラフィティ Ronin 坂本竜馬』)でした。この映画を見たとき、幼いながらに「大人の覚悟本気すげー!かっこいー!」ってすさまじい衝撃を受けたんです。俳優さんたちは男泣きしてるし、つば飛ばしながら絶叫してるし、映像から本気が伝わってきて。その衝撃に突き動かされて、小学校を卒業した後に高知にある寮制の中学校に入りました。その先どうなるか分からないけど「えいやー!行ってしまえ!」と飛び込んだ感じでしたね。

それはすごい大きな一歩ですね。

あんまり聞かないですよね(笑)でもその後の人生を振り返っても、結構フットワークは軽い方かもしれません。洋服が好きで東京に行ったり、歯医者になるために福島に行ったり。その後も歯医者の修行で北海道に住んでみたり。アメリカのプロデューサーと仕事する機会もあって、最近だとちょっと前のグラミー賞の授賞式も観に行ってきました。ここまで全部めぐりあわせですね。「えいやー!」と飛び込んでみる感じです。例えば突然、「明日からアメリカで1ヶ月過ごしてください」と言われても、普通「いやいやいや~」ってなるじゃないすか。でもそこで、「いやいやいや~」を1回捨ててみるんです。で、ちょっと行ってみる。そうしたら、また新しい出会いがあるし、新たな発見があります。

それはすごすぎる…でもなかなかその飛び込むのって難しいと思うんです。HIDEさんが「えいやー!」で飛び込めるのは、これまでの成功してきたご経験からでしょうか?

人生ネガティブなこともたくさん起きるじゃないですか。でも結局は物事のとらえ方だと思います。動けば動くほど、ポジティブなこととかネガティブなこととか、色々なことが起きますが、それを自分でどう処理するかですかね。自分でネガティブにとらえれば、おそらくその事実はネガティブになっちゃうし、反対も然りですよね。成功体験って大事だとはもちろん思うんですけど、何をもって成功か、何が幸せかっていうのはその人それぞれ違うなと。特に僕らの業界だと、もちろん数字もすごく大事ですけど、いい曲ができたときの喜びには勝てない。だから成功体験があるから次へ動けるのか、動いたものを成功だと信じ込むのか。それはその人次第だと思います。

HIDEさんの場合は、何ごともポジティブにとらえるタイプですか?

なんだろうな…。反省はするんすけど、後悔は何一つないというか。人生短いですからね。100年無いですから。

次に作品づくりについて教えてください。HIDEさんにとって、作品をつくるとはどういうことですか?

うーん。難しいですね。モノづくりは一人じゃできないんで、いろんな人の力を借りる必要があります。僕の場合は、自分で作詞作曲をするんですが、最終的には演奏してくれる人がいないと作品にはならない。そして、僕の作詞作曲したものを演奏してもらうわけだから、演奏者からしたら意図しない音楽を奏でるわけです。つまりは、モノづくりというものは、誰かの犠牲の上に成り立っていると思うんですよ。それでも自分の「つくりたい!」という想いとか、「自分のつくったものは 絶対素晴らしいはずだ!」っていう確信が勝るから、モノづくりを続ける。一番初めにかっこいいものに出会った衝動をきっかけに、モノづくりは始まってるんだと思います。自分の中の「かっこいい!」とか「こうじゃなきゃだめだ!」ってこだわりを世間に出す感じ。おそらく「エゴ」とも呼べるものだと思います。

なるほど。それが作品づくりをしていく上でのHIDEさんの原動力ということですね。

そうですね。でもこの業界で活動するには、自分の衝動やエゴも理解した上で、ある意味冷静に作品と向き合うことが大事だと思っています。例えば作品づくりをする中で、ここは自分が前に出るとか、時には誰かに譲ろうとか、作品のために自分の立ち位置を変えられるかどうか。初期衝動はありつつも、チームにとって自分がどう動くのが良いか分かっている人が、素晴らしい作品を長くつくっている気がします。

読者の学生たちに一言!

好きなものが見つかったら最強だと思います。みんなが見つけなきゃダメとか、そういうものではないですけど、もし見つかったなら動いてみたらいいんじゃないと思いますね。「何か作品をつくりたい!」「素晴らしい作品にしたい!」この想いは多分叶えられると思うんですよ、動きさえすれば。その先色々なことが起きるけど、それをどう捉えるかも自分次第です!頑張ってください!

HIDEさんにとって、エンターテイメントとは。 

『私自身』ですね。

芸術は本来、作り手の衝動から生まれると思っています。例えば、おそらくシェイクスピアも「これを書いたら古典として未来永劫残る!」とか思って書いたわけじゃなく、ただ書きたい衝動が抑えきれなかったから書いたんだと思うんです。だからこそ、作り手のエゴがそのまま出る…つまり私自身だと思います。

HIDE(GRe4N BOYZ)

出身

大阪府

職種

アーティスト

経歴

HIDE、navi、92、SOH の男性4人組、福島県で結成されたボーカルグループ「GRe4N BOYZ」のリーダー。全員が歯科医師免許を持ち、医療との両立のため顔を伏せて活動中。 『愛唄』『キセキ』『遥か』など、デビュー以来数々のヒット曲を生み出す。自分たちでパフォーマンスするのみならず、MISIA『アイノカタチ』など、さまざまなアーティストへの楽曲提供も行っている。

誰もが心の中に、表現者としての輝きを持っている。

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あなたの「好き」が「才能」に変わり、

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